リニアガイドの利点

高い位置決め精度
リニアガイドは、移動するときの摩擦(回転摩擦) が小さいため、荷重を移動させるための 駆動力が小さくなります。摩擦により生成される熱も極めて少なくなります。また、従来の ガイドに比べて、軌道の接触面の摩耗も大幅に低減されます。リニアガイドは、高い位置決 め精度、走り精度、低摩擦を維持することができます。

高い剛性
リニアガイドのレールおよびブロックの設計は、すべての方向に十分な剛性荷重を必要とさ れる、全4方向における等しい定格リードを特徴とします。更に、大きな設置誤差を吸収で きる自己整列機能を備えており、設置を容易にします。また、十分な予圧により、剛性を増 加させることができます。

容易な保守
従来のガイドシステムは、運行するレール面に対してきさげ仕上げを行う動作があります。 時間の経過と共に、きさげ仕上げを再度しなければなりません、時間の浪費や極めて高い費 用が発生します。しかし、リニアガイドの可換性により、マシンは、機器の交換または保守 後直ちに通常機能を再開することができます。

高速
リニアガイドのブロック、レールやボールは、回転ポイントにより接触するため、摩擦係数 は極めて小さくなり、発熱が抑えられます。結果、マシンを駆動するために必要な電力は、 非常に小さくなります。必要とされる駆動力と消費電力が小さくなることにより、リニアガ イドは高速動作時でも、従来のガイドより良好に動作します。

高い信頼性
高い信頼性達成するために、材料、熱処理、生産、検証、出荷からの長年の生産技術に基づく厳密な品質管理システムがあります。

円滑な作動
従来ネジより高い効率性を示しています。必要なトルクが30% 減少しており、直線運動を容易に回転運動に変換できます。ボールネジを事前プレスする場合でも、スムーズな運動特性は維持されます。

バックラッシュなしおよび高い剛性
TBI MOTIONのボールネジは、軸方向すきまを最小化するゴシックアーチ溝プロファイルを適用しており、ネジがスムーズに動作することができます。1または2ネジナットにおける予圧調整により、軸方向すきまを減少させ、使用条件に適合する適切な剛性を備えることができます。

循環方法
TBI MOTIONは、お客様のさまざまなニーズに対応するため、内循環式、外循環式、エンドキャップ循環式の複数サイクルを備えています。

高耐久性
ボールネジ生産技術に関する長年の経験に基づき、TBI MOTION は、強力な熱処理およびプロセス技術により、正確な材料を適用し、耐久性のある製品を提供します。

大きな負荷容量
ボール溝は、ゴシック40° 接触角を形成するために精密に研磨されます。この設計コンセプトは、負荷容量と剛性を増加させ、より大きなモーメント荷重を処理できるようにします。

回転方向のアンギュララッシゼロ
40°の接触角度に対応する2 ～ 4 列のボールが、スプライン軸をナット本体に接続します。予圧を調整することにより、回転方向のすきまをゼロにすることができます。

高感度
特別のボール接触設計により、高い剛性と感度が保証され、エネルギーの浪費を防止することができます。

高い剛性
広い接触角度により、高い剛性を実現します。高いトルクおよびモーメント剛性が必要な場合、適切に予圧を適用することができます。

簡単な取り付け設計
ナット本体がスプライン軸から取り外されるとき、ボールが落下しないように、特殊設計が適応されます。本製品は、簡単に組立、保守、検査を行うことができます。

ロータリシリーズの利点

回転方向すきまゼロと高い位置決め精度
このナットは、DB タイプ( 背中合わせ) のベアリング設計を適用することにより、鋼球に40°の角接触を特色とします。有効ボール溝中心間の幅が広いため、この設計はトルク荷重に耐えることができます。

高速とスムーズな動作
ロータリシリーズネジは、スーパーリード設計を採用しており、スムーズな性能で高速を維持します。

低ノイズ
高精度研削技術を使用すると、ボールは接線に沿って移動し、減速によって生成されるノイズと摩擦を低減します。

簡単な設置とコンパクト
ナットとベアリングが一体化かつコンパクトで、ナットの体積が小さいので、取り付けスペースが大きくなります。設置時には、ナットとベアリングをサポートに単に固定するだけです。

軸選択( 中実軸および中空軸)
スプライン軸の端部や中間部の大径化が必要な場合には、お客様のご要望に応じた切削加工が可能です。配管、配線、排気、軽量化が必要な場合、中空スプライン軸を使用できます。

TBI MOTION リニアガイドの利点を採用する、ナットとブロックを統合メカニズムに設計する、このアクチュエータは、高度に最適化されたU レールトラックを有し、スペースを最大限に節約し、組み立て時間を短縮します。 高い剛性と高い精度要件を確保すべく、鋼球の転がり面は、2 列ゴシックアークと45°の接触角の優れた設計を採用し、4 つの方向から荷重を支え、X、Y、Z 軸全方向耐荷重を実現します。

リニアボールベアリング、マンドレル、マンドレルサポート、ネジサポートの固定端、ネジサポートの支持端、カップリング。